2020-11-24

ima: post-ambient


Consultancy and distribution to iTunes Store/Apple Music by The Institute of Music and Environment (TIME)

ima: post-ambient
[shrine.jp SRDL083]

App Icon Apple Music
(exclusive)

1. afre
2. utsm
3. yobe
4. tisa
5. serm
6. post
7. nube
8. sata



produce: imai
calligraphy: Eri Koyama
mastering: Ken'ichi Itoi
consulting, distribution: Toshiyuki Yasuda



「共感」をテーマに2020年を締めくくる、京都の老舗アドバンスドレーベルshrine.jpによる3作同時リリース
所属アーティストJunya Tokuda, Masayuki Nii, imaの最新作を11/24に同時リリース。三者それぞれからアプローチされた空間に溶け込む心地良いアンビエント作品。ジャケットには京都在住新鋭書家、小山恵莉がそれぞれの音からインスパイアされた墨象三連作を提供。レーベルのスタンスとも合致する制限を解放する内容となっている。

「共感」
2020年は誰もが今までにない経験をした年となった。ただ、他の人がその時抱いた感情や経験を完全に理解することはできない。でも、私たちは想像することができる。感情に寄り添うことができる。共感することができる。たとえそこに言葉はなくても共感できるものがあると信じている。
アーティストの方々が制作された音楽が一人でも多くの耳に届けられるように。アーティストの想いが広がっていくように。



post-ambient
全編通して愛機のアコギ1本から切り出したサンプルを使用し、【post folk】と呼べるようなカテゴリを探求した結果、起伏のあるミニマルなレイヤーを持つアンビエントミュージックに仕上がりました。緩やかなフレーズを重ねて作る発想ではなく、1本の楽器から音色を切り出すことでバランスを取り、複雑な音響をシンプルにまとめることで、表層を聴き流すことも深層を聴き込むことも楽しめるような作品を目指しました。また6曲目の【post】はアコギの1発録りで表現しており、その他の楽曲の出自と行先を曖昧にさせています。
全編通して、アンビエントミュージックを通過し、【post folk】の扉を開いていきたいという想いで制作しました。
【post folk】と【複雑でシンプル】という言葉は、近年の私が探求しているテーマです。

ima
京都在住の音楽家。アコースティックギターの音色と変幻自在なサウンドプログラミングを軸に複雑な音響を即興的に構築する。 2013年、Route09とのユニットA.N.R.i.としてアルバム『All Noises Regenerates Interaction』をリリース。同年、六本木Super Deluxeにて開催された東京都初耳区に出演し、現代音楽家の灰野敬二や鈴木昭男らと共演を果たす。2014年、imaとしてソロアルバム『A Virgin Order』を配信リリース。

shrine.jp
京都在住の電子音楽家 糸魚健一によるエレクトロニック・エクスペリメンタル・レーベルである。1997 年に音楽への可能性への探究心を表現する為に発足 された。これまでデザインとプロダクトを利用したメディア実験ともとれるリリースを繰り返してきている。また、ダンスミュージックに特化するサブレー ベル MYTH がある。shrine.jp が社、形あるもの、すなわちコンテンツ ( 内容 ) を主体し、MYTH は話=コンテクスト ( 文脈 ) あるいはコンジャクチャ ( 推測 ) を示す。