2018-03-22
Coupie x Ozone Tamaki: Yuragi
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Coupie x 小曽根環: Yuragi
[ryoondo-tea DES50]
1. ゆらぎ
2. ゆらぎ (seque)
3. 宵の波
4. 黄昏の刻
5. 慈雨
6. たゆたう
7. そよぐ
8. 暁の街
9. 回帰
10. twilight
Yuragi:
海と山が横たわる都市・神戸を舞台として開催された芸術祭「港都KOBE芸術祭」へ出品された「yuragi」「shakkei」をはじめとする、木目がもつ自然界にひそむ「ゆらぎ」のリズムをテーマとする美術家・小曽根環のためにCoupieが書き下ろした音楽。2018年3月、銀座Oギャラリーにて開催される小曽根環 個展 -yuragi- にあわせて発表。
小曽根環:
1960年神戸市生まれ。1984年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。木目が持つゆらぎのリズムをテーマに制作を続けて38年になる。技法はいろいろ変遷していて、最近では、透明のアクリル板に白いインクで木目を描き、透けて見える向こう側の景色をテクスチャーとして取り込む“shakkei”(借景)シリーズを展開している。
Coupie:
2008年、仙台在住のcobiと石巻在住のyukkiにより結成。
アコースティック、クラシックギター、小物楽器やエフェクトを使用し、その空間、その「場」を音に紡ぎ上げて行くような独特の演奏法を展開。彼らの音楽はまるで会話のように展開し、場に溶けていくような音と評される。
2009年涼音堂茶舗より1st album『La Merodioj dela Orientnordo ‒ 東北からの旋律』をリリース。
2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災したことで、各々の生活が劇的に変化する。yukkiは郷土芸能支援に身を投じ、cobiは職人としても復興仕事に専念。復興活動の合間に電子音楽のイベントや、森繁哉+ドミニク・パルメ日仏合同作品『フクシマー痛むものの声』音楽など、様々な方面で活動。
2015年越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」にて森繁哉+涼音堂茶舗『藝能のはじまり』参加。
2016年に本格的にライブ、制作活動を復帰し、2017年に8年ぶりの新作『Trajno Fenestro ~ 車窓』(c/w “Kunsidoj de Rekomenco ~ 再始動”)をリリース。