助川太郎プロデュース「5つのソロ演奏と、6つめの合奏のための競争曲」
会場:音楽実験室 新世界(港区西麻布1-8-4 三保硝子B1(日比谷線 六本木駅 2番出口)TEL 03-5772-6767)
日時:2012年10月13日(土)19:00開場/20:00開演
料金:予約3,000円/当日3,500円(+ドリンク)
出演:助川太郎、安田寿之、町田良夫、EMiKO VOiCE、徳久ウィリアム
予約
ギタリスト助川太郎が「マニアックだけどアンダーグラウンドじゃない」音楽の切り口をテーマに、今一番興味ある音楽家を呼び集めるスペシャルイベント。今回は楽器もジャンルもスタイルも異なる5人のミュージシャンが、それぞれの音楽が一番裸になる「ソロ演奏」を行い、最後に全員で演奏し、その流れを1つの音楽として味わってしまおうという音楽祭り。
出演は、新しいスティールパン音楽を追求する町田良夫、電子音楽をベースにジャンルレスに活動する音楽家安田寿之、ジャズ/ブラジル音楽の両ジャンルで大ブレイク中の個性派ヴォーカリストEMiKO VOiCE、声の拡張と新たな可能性を目指す驚異のボイスパフォーマー徳久ウィリアム、そしてご存じ、ギタリスト助川太郎。
町田良夫
音楽家、スティールパン奏者/美術家。多摩美大在学中、秋山邦晴に師事。90年代、アジア、アフリカで国際協力に従事、現地の音楽と直に触れ合う。個性的なソロ作「Naada」は細野晴臣から「スチールパンの新しい旅」と賞賛される。ISEA、Sonar Tokyo、MaerzMusik等の音楽祭参加。音楽レーベル、アモルフォン主宰、ポストダブ「ミーモ」や山本達久とのduo「オハナミ」でも活躍。2012年限定vinylでソロ2作をリリース。2013年仏Baskaruよりアナログ・モジュラー・シンセのアルバムをリリース予定。
安田寿之
電子音楽をベースにジャンルレスに活動する音楽家。元FPM。ROBO*BRAZILEIRAとしてブラジル音楽を歌う等ユニークなソロ活動を主体に、Towa Tei、Atom Heart、Clare and The Reasons、Fernanda Takai等、内外・ジャンル問わず共作・共演。CM、中野裕之、篠山紀信、桑原茂一等への音楽提供も多数。MEGADOLLYレーベル代表として「音楽のソーシャル・ハブ」になるべく、直接契約するiTunes Storeで多様なアーティスト作品を全世界発表すると共に、ライブイベント「We “hub” music!」を主催。2011年には「Red Hot + Rio 2」に、Beck、Caetano Veloso、Bebel Gilberto、David Byrne等と共に参加。
EMiKO VOiCE
コケティッシュ/エレガント / コミカル/ディープな声でジャズとブラジル音楽を歌う、ワン&オンリーのボーカリスト。
フリージャズピアニスト、スガダイロー氏とのデュオプロジェクトは、”Phase1″ (2007)、”Phase2″ (2009)という二枚のCDに結実、2012年夏にはUENO JAZZ INN ’12に出演。「普通の曲が普通じゃない」ジャズが大反響を巻き起こした。
一方、ブラジル音楽のカントーラ(=歌手)としては、ギタリスト助川太郎とのユニット『メヲコラソン』で2012年9月にニューアルバム「ホールトーン2」を発売。初台オペラシティリサイタルホールでの生音ボサノバコンサートを大成功させた。
徳久ウィリアム
ホーメイ(一度に二つの音を出す特殊な歌唱法)、モンゴルのオルティンドー、イラン(ペルシャ)のタハリール唱法、などの民族音楽的発声から、デス声、独自の「ノイズ声」まで、特殊な発声法のスペシャリスト。元「倍音S」。現在、TaikuhJikang、CharlieWilliamsなどのバンド活動をはじめ、即興演奏、前衛からポップスまで、年約100本のライブをこなす。ライブ以外にも、「発声」に関するレクチャー、ワークショップ、個人レッスン、「人と呼吸/声と健康」をテーマに、真っ暗闇マンスリーイベント「クラヤミノtones」や、「呼吸と声の連続WS」などのイベント企画、運営も行なう。
助川太郎
ブラジル音楽・即興演奏の分野を中心にジャンルを超えて活動するギタリスト。1973年東京生まれ。アメリカバークリー音楽大学卒。ジャズギタリストとしてのバックグランドに加え、クラシックギターで培った深い音色、ブラジル音楽の多彩なリズム、特殊奏法を多用した即興演奏、エフェクターを駆使したサウンドデザインまで、多岐にわたるギターの可能性を統合、拡大、更新し続ける演奏家。アコースティック・エレキギターだけでなく、ブラジル弦楽器のカヴァキーニョやヴィオラカイピーラ、7弦ギター、バンジョーなど各種弦楽器も駆使する。また近年では民族楽器「口琴」に深く魅せられ、口琴奏者としての活動も開始し、口琴の技術開発と普及活動も行っている。
現在は幅広いギタースタイルと個性的な世界観で、多種多様なミュージシャンとのライブツアーやレコーディングに参加。 自己のブラジリアンジャズユニット「メヲコラソン」を2003年より主宰。ソロアーティストとしても2008年にブラジルの器楽ショーロを現代的にアレンジしたソロアルバム「Noturno」を発表し、反響を呼んだ。2005年より自己のレコーディングスタジオ「エクレクティックレコーズ」を立ち上げ、様々なアーティストのレコーディング/プロデュースも行っている。